世知原茶カレー
佐世保の希少なお茶「世知原茶」をカレーに
長崎・佐世保で地元のみなさまからご愛顧いただいている鮮魚店直営の和食店「ふじなが本店」が、佐世保の希少なお茶「世知原茶(せちばるちゃ)」を使ったグリーンカレーを全国のみなさまへお届けします。
佐世保市世知原町は山間部にあり、朝晩の寒暖差が大きく、冷涼で霧深い地域です。そこで育った世知原茶は、甘く、香り高く、色鮮やかで高品質なお茶。
その世知原茶を使った佐世保ならではのカレーを、ぜひご家庭でお楽しみください。
茶葉にとって厳しい気候が世知原茶をおいしくする
お茶の産地といえば、静岡県や鹿児島県など、低地で暖かい地域が有名です。しかし、佐世保の世知原茶の栽培は、標高250〜450mの山間部で行われています。
世知原は朝晩の寒暖差が大きく、冬は雪が降るくらい寒い地域で、茶葉にとっては厳しい気候です。この厳しい気候が、茶葉をおいしくします。茶葉は低温に負けないように糖分を蓄えるため、甘味や旨味が生まれるのです。
このため世知原茶は、生産量は少ないですが高品質で、これまで全国のお茶の品評会で日本一になるなど、高い評価を得ています。
色がきれいで甘みのある、渋みがない澄んだお茶
収穫された茶葉は、蒸すなどの加工をして、お茶となります。その製茶の際の蒸しの時間、火の入れ方など加工方法によっても味が変わります。
ふじなが本店が仕入れる世知原茶は、生産者が自社工場で加工しており、色もきれいで甘みのある、渋みがない澄んだ味のお茶です。
地元食材を使ったオリジナルメニューの開発にも力を入れているふじなが本店では、このおいしいお茶を使って何かできないかと考えました。そして思いついたのが、カレーとのコラボです。
軍港として栄えた佐世保、カレーがご当地グルメに
入江が複雑に入り組み、大小の島々が浮かぶ九十九島を臨む佐世保は、その変化に富んだ地形から軍港としても栄えました。1889年に旧日本海軍の拠点となる施設が置かれたのが、その始まりです。
インド発祥のカレーは、幕末にイギリスを経て日本に伝わりましたが、そのイギリスの海軍で栄養豊富なレシピとして採用されていたのが、カレーです。
このため日本の海軍でも採用されるようになり、軍港として栄えた佐世保でも食されるようになりました。
現在では佐世保のご当地グルメとして、ふじなが本店をはじめ市内の飲食店でさまざまなカレーを提供しています。
世知原茶のきれいな色を活かしたグリーンカレー
ふじなが本店の料理長は、佐世保市内のカレー店でグリーンカレーに出会い、「世知原茶の緑色にぴったりだ」と思いました。
そこで試行錯誤して新たなカレーを開発。野菜などを使ったカレーのベースにグリーンペッパーという唐辛子を加え、長崎県産の若鶏を入れて、東南アジア風のグリーンカレーを作りました。
世知原茶のきれいな緑色と香りを活かしたグリーンカレー。できたてを真空パックし、急速冷凍してお届けします。
真空パックのままお湯で、または電子レンジで温めてお召し上がりください。
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良い素材を吟味するから、調理はシンプルに
ふじなが本店の料理長である藤永一郎は、20代から大阪の有名和食店などで厳しい修行を積んだ後、ふるさと佐世保に帰郷しました。
一度はふるさとを離れているからこそ「佐世保は魚、肉、野菜、どれをとっても良い素材が手に入る恵まれた環境」ということを実感しています。
本物を見極める目と舌、そして修業時代に培った職人技を用い、佐世保に集まる素材の味を最大限に活かすシンプルな調理を、日々追及してきました。
地元食材を使ったオリジナルメニューの開発にも力を入れており、当店は佐世保市民や観光客が投票する「佐世保ご当地グルメ総選挙」で、これまでに金賞と銀賞を受賞しています。
ふじなが本店ならではの味をご賞味ください。
1955年創業「ふじなが本店」長崎・佐世保の味を全国へ
ふじなが本店は1955年、創業者である先代が鮮魚店として開業。創業時は自転車での行商、その後は刺身の盛皿や折詰などで繁盛しました。
1988年には、大阪で厳しい修行を積んだ現在の料理長が店を継ぎ、寿司や仕出しの和食店となりました。毎朝地元の魚市場で仕入れる新鮮な魚と、地元で育まれた四季折々の旬鮮食材を使い、味わいを生かした料理を提供しています。
当店には徒歩で来店される近隣のお客さまも多く、食後にはにっこり笑って「やっぱりここがいい。おいしいわ」と仰っていただいています。
地元に愛されるふじなが本店は、この味を全国の方々にもお届けしたいと試行錯誤を重ねており、最近はふるさと納税返礼品としても好評を得ています。
長崎・佐世保の味を、ぜひご家庭でどうぞ。